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採用・定着のお役立ち情報福祉業界の採用や育成・定着分野における動向や、これまでに開催したセミナーやイベントの記録を配信していきます。

 

待つのではなく「出会いに行く!」新しい採用手法「ダイレクト・リクルーティング」について

いよいよ本格化する24卒生向け採用。ナビサイトの選定や入稿作業、出展する就職フェアに向けて忙しくなっておられる時期かと思います。
FACE to FUKUSHIでも福祉の就職フェアFUKUSHI meets!2024のサイトもオープンいたしまして、日々全国の学生からお申し込みをいただいております。
学生サイトはこちら▶ FUKUSHI meets!

1.採用市場の課題:学生と出会うハードルが年々上昇

今現在、学生との出会いを生み出したり母集団形成を行ったりする際は、ナビサイトに掲載し、エントリーを募る、という方法が最もポピュラーかと思います。
それ以外にも就職フェア等に出展し、エントリーに繋げる、という方法も一般的です。

しかし近年、福祉に限らず全産業の求人倍率が上がり、学生に有利な「売り手市場」が続き、加速しています。そんな中で、数多ある企業の中から自社を見つけてもらうのは、年々困難になっていき、お金をかけないと検索上位に出てこなかったり、そこまで予算をかけられずナビサイトに掲載してもエントリーが集まらない、という企業や福祉法人の事例が増えています。
「候補となる学生と出会う」という採用の一番始めのステップが、最も難しくなってきているのが、近年の採用市場の大きな課題の一つになっています。

しかし、特にこの1年程で、この動きが変わってきている印象があります。

2.出会いに行く採用手法「ダイレクト・リクルーティング」

 そんな中、近年注目されているのが「ダイレクト・リクルーティング」と呼ばれる採用手法です。これは、サイトに登録されている学生のプロフィール(希望分野や勤務地、関心ごとなど)を閲覧し、自法人に合う学生にアプローチを行う採用手法です。
従来の採用は学生からのエントリーを「待つ」受動的なスタイルなのに対し、法人自ら学生にアプローチし「出会いに行く」能動的な採用手法とも呼ばれています。
 当初は、大企業などに埋もれてしまう中小企業が積極的に学生にアプローチを行い、「出会うキッカケ」をつくれるツールとして注目を浴びて、今では優秀な学生に会いたい大企業や経済産業省も利用を始めるなどして、ナビサイトなどと並ぶ採用ツールになっています。

 また、早期化と合わせて分散化もしており、就活を意識して法人の情報収集を始める時期や、本格的に選考を受ける時期も個人差が大きくなっています。(早期化したことで、ピークが分散している、とも言えます。)

3.学生の価値観の変化やニーズ

一方で、就職活動をする学生も、数多くある企業の中からどこが自分に合っているのか、各企業や法人の違いは何なのか、ナビサイトを見ていても「違いが分からない」「どうやって見つければいいか分からない」という声を数多く聞くようになりました。

 また、Z世代と呼ばれる今の大学生は、「創った自分」ではなく「自分らしさ」などを大切にして働きたいと思っており、自分のプロフィールを読んだ法人からのメールには「なぜアプローチしたのか」「どこに興味を持ったのか」などが書かれており、自分のどこが評価されているのかが分かるので、学生のニーズにマッチしたツールにもなっています。
実際にアプローチがあった学生からも「オファーをもらって自分を認めてもらえているようで嬉しかった」「自分の書いた内容を読んでもらえてよかった」といった声があります。

 今では大手ナビサイトを抜く勢いで「よく使っていた就活サイト」の上位にランクインしていて、今後も利用者が増えることが予想されています。

4.福祉に特化したダイレクトリクルーティングサイト「FUKUROSS」

このような変化の中で、FACE to FUKUSHIでも、福祉業界を志望する学生に特化したダイレクト・リクルーティング型サイト「FUKUROSS(フクロス)」を2022年2月にオープンいたしました。

FUKUSHI meets!には年間1000名の学生にご参加いただいていますが、学生の参加する会と法人の参加する会が合わないことで、本当はマッチングしていた学生と法人が「出会い逃し」が起きているのではないか、という問題意識から、本サイトを開発しました。

就職フェアやナビサイトなどと異なり、不特定多数に対して法人の魅力を発信するのではなく、学生のプロフィールを読み込んで、法人のストレングスも加味して個別で最適なアプローチができる、というのもこのサイトの特徴です。

登録学生もオープン直後に200名を超え、今では500名を超える学生に登録いただき、
「自分にあった所からオファーがもらえるので、FUKUROSSだけで就活をした」という学生も出てきています。

ご関心をお持ちの方は、詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

このように、学生の動き・多様化に合わせて様々な採用手法・ツールが登場しています。
FUKUSHI meets!に出展いただいている法人様とは、定期的な情報交換をし、こういった大局的な動きと、各法人の動きをキャッチアップできる機会を設けています。
様々な情報を仕入れつつ、自法人にあった採用戦略・採用ツールを検討していきましょう!

FUKUSHI meets!にご出展を検討中の法人さまへ

この記事を読んでいただいている人事担当の皆様には、FACE to FUKUSHIが企画するフェアってどんな感じなの?
オンラインでフェアってどうやるの?学生はちゃんと集まるの?などなど、様々な疑問をお持ちかもしれません。
24年新卒向け福祉就職フェアの開催概要・募集要項と、出展説明会については、
サイトをご確認ください!フェアは対面/オンラインとどちらも開催予定です。

過去の開催の様子は、開催まとめを公開していますので、こちらからご確認ください。

また、”福祉を志す学生に特化した就職動向・ニーズ”のレポートも公開しています。2021年の福祉系学生に取ったアンケート結果をまとめたものです。オンライン就活についてのリアルな声も掲載しています。


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