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インターンシッププログラムの組み立てに悩んでいる方は必見!他法人はどうしてる?

2023年卒採用も大詰めに入り、そろそろ2024年卒採用のことを考え始めている法人さんも多いのではないでしょうか。
採用予定人数に達している法人さんも、そうでない法人さんも、来年度の採用計画を視野に入れなければいけない時期になってきました。

2024採用を見越して、今取り組むべきは、「インターンシップの受け入れ」です。
就職活動は年々早期化しており、夏のインターンシップはもはや当たり前になっています。学生はいくつものインターンシップを経験し、選考を受ける法人/受けない法人をしぼっていきます。
インターンシップで学生の印象に残ることができれば、就職活動が始まったときに大きなアドバンテージになれるのです。

この記事では、他法人が実施したインターンシップの具体例をご紹介しています。
どんなインターンシップを用意すればいいか迷っている方、効果的なプログラムを知りたい方、自法人にできるインターンシップはどんなものかわからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

2021年夏にFACE to FUKUSHIで実施した「FUKUSHI meets!インターンシップフェア」にご出展いただいた法人さまにアンケート調査を行いました。
アンケート結果を読み解いていけば、自法人での実施に向けたヒントがあるはずです。

アンケート概要

回答者:2021年6月7月に実施したFUKUSHI meets!インターンシップフェアに出展した法人
回答数:16法人(16/23法人、回答率69%)
回答した法人の所在地:

用意したインターンシップ内容

実施期間は1日~3日間という回答が最も多く、最大でも5日という結果になりました。
実施形態は法人の所在地や学生の希望によって対面とオンラインを組み合わせて実施する法人がほとんどでした。

<具体例>

・ユニット型特養での1日仕事体験(対面)
・認知症に関する理解を深める課題達成型の対面3日間インターンシップ
・認知症の人にやさしいケアの進め方がわかるオンラインセミナー
・オリエンテーション+見学+活動の3日間をオンライン開催
・介護施設からLive配信、施設の魅力を伝えるセミナー
・職員の働き方に迫る。若手、中堅、ベテラン職員の話を聞き、介護を身近に感じてもらう1日(対面)
・事業所見学、ディスカッション、職員との座談会(対面、オンラインともに実施)
・学生の意向に沿った個別プログラムを作成
・介護機器の体験
・法人概要の説明+1日体験+職員からのフィードバック+就活相談(対面)
・車椅子に乗り当事者体験+車椅子を押すヘルパー体験(対面)

内容をまとめると、インターンシップとして提供するオーソドックスな形としては、

①法人概要の説明
②現場見学/職場体験
③職員との交流

の3つに分類されました。自社にあったものを検討する時には、この3つをどのように組み合わせるか、がポイントになります。

アンケートから見えた検討ポイントまとめ

検討事項検討ポイント
開催形式(オンライン/対面/その両方)・オンラインは手軽な分、学生の志望度は掴みづらい
・対面の場合、交通費がかかることで、参加のハードルがあがる
・交通の便が良くない法人は交通費支給も視野に入れる
人員体制・参加する学生は、自分がどのように働くのかのイメージを持ちたいと思っているため、支援現場の担当者の参加を推奨
・様々な立場の人から法人の魅力が聞けると◎
現場見学・できるだけ利用者がいる時間帯でインターンシップを設計し、リアルな支援現場を見せる

接点が取れた学生を選考フローまでつなぎとめる施策

当日のイベントに参加してもらったら終わりではなく、参加者の記憶に残り続けるように、コンスタントに連絡を取り続けることが重要です。プログラムと一緒に、次のステップも検討しましょう。インターンシップに参加してくれた学生と、その後もコンスタントに連絡を取り続け、いざ就職活動が始まったら本格的に採用フローのご案内をする、という方法が採用への近道です。

<具体例>

・参加者には「特別選考」を用意して、案内を希望するか確認
・定期的なイベント案内(メール、郵送、電話)
・広報誌の発送
・早期施設見学会の案内
・公式LINE登録の誘導
・インターンシップ参加者限定セミナーの実施
・ボランティア活動への誘導
・早期に内定を出して、職員のように接する

インターンシップフェアから自法人のインターンシップにつながった人数

インターンシップフェアの当日の参加者は、

・6月の西日本で213名(出展法人9法人/ブース訪問学生数63.8名)
・7月の東日本で319名(出展法人14法人/ブース訪問学生数70.2名)

となっています。

そのうち、自法人のインターンシップにつながった人数について、16法人の平均値は11人、中央値は7.5人となりました。(最大値27人、最小値0人)

インターンシップフェア当日の参加人数や学年の内訳等の詳細は、開催まとめを公開していますので、下記をご覧ください。

インターンシップフェアの開催まとめを見ていただくとわかるように、「インターンシップ先が就職先の候補に入る、やや入る」と回答した学生は65%にものぼっています。インターンシップに参加することは、学生にとって、のちの就職活動に大きく影響すると言えます。

この記事を読んでいる法人の人事担当の皆様、2024年卒採用の戦略を検討するにあたり、学生たちに自法人の魅力を伝えるインターンシップを検討してみませんか?

FACE to FUKUSHIでは年間を通して、福祉就職フェアやインターンシップフェア等の様々なイベントを開催しています。2022年は6月と7月にオンラインでインターンシップフェアを開催します。開催したイベントの結果をブログで公開していますので、ぜひチェックしてください。出展法人募集のお知らせもブログで公開していきます。

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