6月に入り、25卒向けのインターンシップも本格化していく時期になりました。
FACE to FUKUSHIでも、6月～7月にかけて、インターンシップフェアを東京、大阪、名古屋で開催します。

学生からの注目度が非常に高く、情報解禁から2週間ほどで、300名近い学生が参加申込をしています。学生は、インターンシップに参加することが当たり前になりつつある今、法人側の受け入れ態勢を早期に整える必要があります。

一方で「どのような内容を実施すればよいかわからない」「何日間実施するのがよいのか？」といった声も、法人様からよく伺います。

今回は、
・自法人のインターンシップをどのように組み立てればいいの？
・学生にウケるインターンシップってどんなもの？
といった疑問に応える、学生の声をお届けまします！

＜インターンシップフェア概要＞
開催日：2021年6月27日＠西日本エリア　2021年7月4日＠東日本エリア
参加者：＠西日本エリア213名　＠東日本エリア319名
アンケート回答数：＠西日本エリア123名　＠東日本エリア192名　合計315名

ー 目次 ー
１．学生が、インターンシップに期待する内容は？
２．インターンシップを実施するのに最適な期間は？
３．対面？オンライン？学生が希望する開催形式は？
４．まとめ

このアンケートは、2021年夏に開催した23卒向けのインターンシップフェアに参加した学生に回答してもらっているものです。
回答した多くの学生は、新型コロナウィルスに翻弄されながら大学生活を送っていたことを考慮する必要がありますが、学生のリアルな声が集まりました（回答数は315件）。
回答はひとつしか選択できないように設定しているので、より率直な学生の志向が見て取れる結果となりました。

1．学生がインターンシップに期待する内容は？

「インターンシップに期待する内容は何ですか？」という設問に対する回答です。
1位は職場体験、その後はほぼ同率2位の割合で「法人の事業説明」と「職員との座談会」が続きます。
職場体験を通して、仕事の実態や、現場の雰囲気を深く知りたいという意図が見受けられます。

2．学生が希望する最適なインターンシップの実施期間は？

「インターンシップに参加する期間でちょうどよいと感じるものはどれですか？」という設問に対する回答です。
1位は「２～３日」という結果になりました。
これは意外に思う法人さんも多いのではないでしょうか。1日で簡単に体験したいというよりも、”せっかく取り組むのであれば腰を据えて”と考える学生が6割という結果が出ています。
複数日にわたって参加することで、より現場の雰囲気をつかみたいと考える学生が多いようです。

3．対面？オンライン？学生が希望する開催形式は？

「インターンシップの開催方法で希望する方法はどれですか？」という設問に対する回答です。
半数以上の学生が「対面でもオンラインでもいい」と回答しています。また、対面を希望する学生が3割、オンラインを希望する学生が1割強となっています。
オンラインで効率的にやりたいかと思えばそうでもなく、インターンシップに参加するとなれば対面で、現地に赴くことに抵抗はないようです。

４．まとめ

大学生活のほとんどをオンラインで過ごした学生たちは、リアルな現場に赴いた経験が少ないためか、インターンシップに参加するなら対面で参加したいと考えていました。また、参加する期間は複数日でもかまわないと考えていることがわかりました。

遠方に住む学生も、積極的に参加することが予想されますので、交通費補助や、食事や宿泊費用の補助があると、参加者の増加が期待できそうです。
学生にとってインターンシップは、採用の選考ではないので、より気軽に法人を訪れることができるのが魅力です。普段の支援の様子を見に来てもらう、という気持ちで多くの学生を受け入れられるといいですね。

５．インターンシップフェア見学会のお知らせ

FACE to FUKUSHIでは、今年のインターンシップフェアのテーマを「あがる！フクシの解像度。」としています。
この夏に、ひとつでも多くの法人と出会い、インターンを通して福祉の現場に触れてみることを提案するキャッチコピーです。インターンを経験することで、福祉の捉え方が広がり、視座が上がることをねらいとしています。
コロナの類型も変わり、少し動きやすくなってきた今年の夏に、多感な学生たちにとってよい経験をしてもらえるよう企画を進めています。

そんなFUKUSHI meets!インターンシップを、見学できる見学会を設定しています。
対面のイベントの雰囲気を味わっていただける良い機会となりますので、今後のイベントにご参加をご検討中の法人さまは、ぜひこの機会に会場に足をお運びください。

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