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[レポート]FUKUSHI WORKS SEMINERを開催しました。

いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は、2017/2/20(月)に開催したFUKUSHI WORKS SEMINER(通称:フクゼミ)の様子をお届けします。

フクゼミでは、大学生が福祉という仕事に対する興味や関心がより高まるための仕掛け/取り組みを、多様なメンバーで考え、実施していくための準備をしています。



2016年10月から大学教員や福祉法人の方々と準備を重ねてきましたが、今回は具体的なアクションにつなげていくために、4つのテーマでワーキンググループをつくり、次回の集まり/実践など具体的なアクションの計画を立てました。
参加者は社会福祉法人、大学教員、大学生、その他福祉関係者で、全部で50名ほど。



4つのテーマに分かれて、プロアクションカフェ形式で話し合いがスタート。
(プロアクションカフェの詳細は>>こちら 今回は、テーマは事前に出す形をとりました。)


《1》1年生から福祉の現場での体験の機会をつくるフィールドワーク
《2》福祉の仕事を深く知れる実習への変革
《3》福祉の仕事の魅力を発信する教材開発
《4》入社後にどんな研修やつながり、OJT があれば安心して福祉の仕事に就けるのか


参加者は興味のあるテーブルにつき、
まずは「なぜ、このテーマが必要か、理想像とその時の関係者にとってのメリット」を出し合いました。



2回目のラウンドでは、「目的・理想像達成のために、どのような取り組み・仕掛けが必要か」に移り、模造紙にどんどんメモを書き留めながら、話題の深堀を行いました。


最終ラウンドでは「アクションするには、どのようなステップ、スケジュールで実施すればよいか」と題して、具体的な行動を考えました。グループによっては笑い声も出ており、場が温まっていました。

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ここからは、最後の発表の内容を少しご紹介します。
この話し合いから、どんな企画が生まれるか、今から楽しみです。

①キーワードは1年生から多様な現場を見ること。課題解決型プログラム、現場は学生に教えるだけではなく、何ができるかともに考えることが大切なのでは?1年生だから、遊びの要素を入れて、学びとミックスさせるのがいいのではないか?

②実習に行ったあとのギャップが多かったとの意見が多かったことを受けて、実習先が選択できる場として、合同実習説明会を事前に行う。学生と実習先と学校が連携する。
ちゃんとマッチングできる場を作りたい。

③高校生には職業説明の本を用意しては?親世代にも正しい理解促進が大切だと思う。各世代に福祉を知ってもらう機会の創出。写真集、ゲストスピーカー、LINEスタンプ等で身近なものにしていきたい。福祉の魅力を伝えるガイドブックを作る。

④入社後のOJTについて
どういうことで離職しているのか?を考えたらマッチングがうまくいっていないのではという結果になった。相手をよく知るためには「飲みにケーション」じゃない?という話から、月に一回くらい、上司にはオフレコの飲み会を開いたら?相談窓口を社外に持って年の近いメンターがそばにいてくれるもの心強い。









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F2Fでは、このようなSEMINER(勉強会とも言っています)を、他の地域でも開催し、各地で福祉を良くしていく「うねり」を作って行きたいと思っています。

今回のフクゼミで生まれたアイデアが、どうなっていったのか、具体的なアクションが進んできたころに、改めて紹介する機会をつくろうと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。