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[レポート]「FUKUSHI CAMP2016」を実施いたしました。(2016年10月12日~14日)

いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は、2016年10月12日~14日に実施しました、出稽古ツアー改め【FUKUSHI CAMP2016】のレポートをお届けします。

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昨年までの「出稽古ツアー」を改め、「FUKUSHI CAMP」と銘打ち、日本最先端の事例を学び、福祉の未来をつくる事業を考える3日間として、参加者自ら、自身が考える事業プランをブラッシュアップするプログラムを展開しました。

 

参加者は16名、北海道から沖縄まで全国各地から福祉従事者が集まりました。

 

初日は、FACE to FUKUSHIの共同代表の河内と大原から、参加者に期待することや、参加の心構え、また、ゆうゆうの取り組む共生型福祉の取り組みや、事業を展開する上での理念などをお話しいただきました。

 

その後は各グループに分かれてメンタリングを行いました。
ブラッシュアップしたい事業を発表する参加者に対して、メンターからは、「その事業を運営するためには年間いくらかかると思う?」「カフェのかたちで支援したいと書いているが、カフェである必要はある?」などの事業の本質を問う鋭い質問が飛びました。
参加者は真剣にメモをとり、自身の事業を見つめなおしていました。

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夕食は、共生型のコミュニティ農園「ぺこぺこのはたけ」でいただきました。
食事を摂りながら、初日のメンタリングの振り返りや明日への目標設定を行い、参加者の緊張もようやく解け、笑顔も見られました。

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2日目の午前中は、ゆうゆうの共生型福祉の実践を見学するべく、「共生型地域福祉ターミナル」「共生型地域オープンサロンGarden」、「ぺこぺこのはたけ」「清瀬マンション」を視察しました。
各施設が日々行っている支援の内容や、今後のビジョンについて話を受けました。

初日のきつい(?)メンタリングを受けた参加者たちは、自分の事業に生かせる点を精一杯吸収しようと、たくさんの質問が出てきました。

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話の中で印象深かったのは、利用者一人一人の得意なことやできることを、ゆうゆうの職員の皆様がしっかりと把握しているということです。
個人個人に合わせて就労場所や就労時間を設定し、利用者のステップアップのために就労拠点を異動したり、拠点の特徴を組み合わせて就労メニューを考えたりしているそうです。
タイプの違う拠点を小さなエリアで複数運営することで、利用者個人にマッチした、切れ目ない支援ができるのだと感じました。

 

午後は、視察を受けて感じたことをまとめ、自分の事業に参考になる点を落とし込み、さらなるメンタリングを通して、内容を濃くしていく時間を設けました。

初日の夜に寝る時間を削ってプランを練り直し、午後の時間に備えた参加者もおり、最終日のプレゼンに向けて、しっかりと準備したいという心意気が感じられました。

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夜は、ぺこぺこのはたけに戻り、懇親会を開催しました。
懇親会にはゆうゆうの職員さんも参加していただき、お酒も飲みながら、和気あいあいとした雰囲気となりました。
参加者同士の名刺交換も自然に起こりました。

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3日目の最終日はいよいよプレゼン本番!

参加者は、自身の事業をどのように展開していくかを考えてシートにまとめ、緊張した面持ちで4分間のプレゼンを行いました。

メンタリングを通して、サービスの対象者が明確になり今後のビジョンがしっかりと持てた方、応募した際のプランとまったく変わっている方もいました。

2泊3日を終えた皆さんの表情はすっきりとしていて、帰ってから取り組むべきことがクリアになっているようでした。

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今回はグループで話す時間も多かったためか、参加者同士の強い結束が生まれたように感じます。

同郷の法人から参加している方々は、お互いの施設を視察させてほしいという会話をし、今後もこのメンバーと連絡を取り合いたいという要望も聞かれました。

所属法人は違えど、同じ時間を過ごし、これからの福祉を引っ張っていく「同志」が全国にいることは、参加者の皆さんにとって、大変励みになることだと思います。

企画した私たちにとっても、今回のCAMPは大変実りあるものでした。

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今年度のFUKUSHI CAMPはこれで終了しますが、来年度は、更にスケールアップして、さまざまなテーマや、参加対象者を設定してFUKUSHI CAMPを開催する予定です。

詳細が固まり次第、改めてご報告しますので、それまで楽しみにお待ち下さい!

 

以上、FUKUSHI CAMP2016の報告でした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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【開催概要】
日程:2016年10月12日(水)~14日(金) 2泊3日
場所:社会福祉法人ゆうゆうの各拠点、北海道医療大学
参加人数:16名
プログラム1日目:グループに分かれて事業のブラッシュアップ
         メンターによるメンタリングの実施
         持ち込んだプランを見直す
        2日目:社会福祉法人ゆうゆうが運営する施設の視察を行う
          再度のメンタリングを通して、さらなるブラッシュアップを行う
          プレゼン大会へ向けての資料作成       
        3日目:グループごとにプレゼン大会
          他の参加者のプレゼンを聞き、感想を書いて交換し合う
メンター:河内崇典(NPO法人み・らいず/一般社団法人FACE to FUKUSHI共同代表)
     大原裕介(社会福祉法人ゆうゆう/一般社団法人FACE to FUKUSHI共同代表)
     鈴木櫻子(社会福祉法人ゆうゆう)
     若松周平(NPO法人み・らいず常務理事)
     岩本恭典(一般社団法人FACE to FUKUSHI)
     池谷徹(一般社団法人FACE to FUKUSHI)
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