2016/7/2(土)福祉人材戦略フォーラム

11:45-13:00 基調鼎談

「福祉を再考する
 〜熊本地震の支援現場から、福祉の魅力を考える〜」

4月16日に発災した熊本地震では、数多くの福祉専門職が災害支援を行いました。基調鼎談では、福祉専門職として災害支援を行った3名をゲストにお招きし、実際の支援現場で見てきた被災地の現状や福祉的支援の必要性について触れながら、改めて、福祉とは何か、について考えていきます。
災害時だからこそ見えてきた、「福祉」の魅力・必要性とは。

ゲスト1

飯田 大輔 [社会福祉法人福祉楽団 常務理事/株式会社恋する豚研究所 代表取締役]

母親が社会福祉法人の設立準備をしていたが、大学3年生のときに病死。
社会福祉法人の後継を親族会議でのくじ引きで決めることになり、引き当てる。母親の兄である養豚家の在田正則氏が社会福祉法人福祉楽団の理事長に就任し、2003年から特別養護老人ホームの現場を任された。2012年に株式会社恋する豚研究所を設立。京都大学こころの未来研究センター連携研究員。
千葉大学福祉環境交流センター研究員。

ゲスト2

田島 光浩 [社会福祉法人南高愛隣会 理事長]

精神科医、「ひかり診療所」院長(1974年生まれ。)
父である田島良昭前理事長と共に幼少期に入所授産施設「雲仙愛隣牧場」に住み込む。共に生活を送る利用者との関わりから精神医療の道を志す。2011年より諫早市にて医療と福祉の連携により地域での精神障がい者の生活を支えるACT(Assertive Community Treatment)に取り組む。

コーディネーター

枡谷 礼路 [NPO法人み・らいず理事]

1998年大学生の時に大阪市でガイドヘルパーを始め、2001年にガイドヘルパー仲間と「NPO法人み・らいず」を設立。障害のある方、子どもや若者の余暇支援や生活支援や相談支援の他、高齢者のケアマネージャー、まちづくり事業等に従事。近年は災害時の要支援者の暮らしを支援するため、現地で福祉チームをつくる活動も行っている。

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