全国各地で社協や行政とコラボして若者に福祉の魅力を伝えるイベントを企画しているNPO法人Ubdobeと、まさに今、若者を地方の福祉に巻き込もうとしている海士町社会福祉協議会をゲストにお招きし、若者が集まる人材確保の取り組みをご紹介します。コーディネーターには大学教員を迎え、若者の気持ちも踏まえながら、福祉人材確保の仕掛けを考えていきます。
21歳のときに母親を癌で亡くす。その後、音楽療法の専門学校に通いながら高齢者介護や障がい児者移動支援の仕事を始め、医療福祉系の音楽イベントを展開するNPO法人Ubdobeを設立し、代表理事に就任。30歳でリラクゼーションセラピスト団体
UnplugTokyoを設立。35歳で東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部 ユニバーサルデザイン2020関係省庁等連絡会議 構成員に選出される。
大学まで東京で過ごし、阪神大震災のボランティア活動等の経験を経て福祉の道に入る。、平成9年、人と自然の関わり方を学びに、島根県の離島「海士町」に移住。社会福祉協議会のケースワーカーとして相談業務を行う。平成19年、同社会福祉協議会で当時日本一若い事務局長となる。現在、海士町を日本一面白い福祉の島「生き生きと死ねる島」となるよう、Ubdobeなど様々な団体とコラボし、福祉×( )を実践中。
2006年関西学院大学社会学部助手、2010 年同大人間福祉学部社会起業学科特任助教を経て 2012年より敬和学園大学人文学部講師、2015年より現職。 専門は、地域福祉、社会起業であり、分野横断的な当事者参加に軸を置いたNPOの運営に携わっている。
〈主な著書〉 『社会起業入門』(共著)、 『これからの社会的企業に求められるものは何か』(編集)