たべるときも、ねるときも、あそぶときも。たのしいときも、やるせないときも。どんなときも。家族のように、ときにはほんとうの家族よりも、いつもとなりに寄り添いながら、自分のことのように相手の幸せを願う人たちがいます。福祉ではたらく人たちです。今日も、いまこの瞬間も。福祉の現場では支援を必要とする人がいて、ひとりひとりの困りごとから目をそらすことなく、利用者さんをうんと笑顔にしていることでしょう。現場で支えるだけでなく、間接的であったとしても。すべての福祉にかかわる人は、困っている人の幸せをつくるために、毎日汗を流し、ときには涙もこぼれていることでしょう。だからこそ、私たちは思うんです。福祉ではたらく人たちが、やりがいをもって働き続けられる環境になってほしい。そして、今よりもっと、必要な支援が行き届く社会になってほしい、と。私たちFACE to FUKUSHIが、設立以来ずっと福祉にこだわり、福祉の魅力を社会に発信し続けてきたのは、そのためなんです。これからも、もっともっといろんな人が福祉を自分ごとに感じ、関われる機会をたくさんつくりたい。そして、みんなで福祉をよりよりほうへ運んでいきたい。そんな動きが、ますます大切になると考えています。ゴールは、ひとりの幸せ。そのために、福祉を社会にひらいていく。変化をおそれず、よりよいほうへ舵をきる。私たちFACE to FUKUSHIです。
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